スマイルフラワーの初仔となる当馬は社台スタリオンステーションの種牡馬ドレフォンにとっても最初の世代になります。
ドレフォンはBCスプリントなどG1を3勝した米チャンピオンスプリンター。その父Gio Pontiは米芝G1を7勝もした名馬。しかし種牡馬としてはドレフォンを含め重賞勝ち馬は2頭（2019年7月現在）と安定感に欠けています。
その大事な後継馬がドレフォンです。
3代母パルムドールはフロール賞仏G3の勝ち馬で、名種牡馬サドラーズウェルズの直子。日本ではサドラーズウェルズの直子は重たくスピード不足な印象がありましたが、母系に入ることによってその底力を遺憾なく発揮しております。代表例はエピファネイヤ・リオンディーズ・サートゥルナーリナの3兄弟。
サドラーズウェルを支えにスピードを配合されて産まれた当馬。筋肉質でスピードに勝ると言われているドレフォン産駒ですが、バランスのいい当馬の馬体からは距離にも融通が利きそうと期待しています。
母スマイルフラワーの勝ち気な気性もそのまま引き継いでいます。