2019.12.13
ウォーキングマシーン
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当歳馬達にウォーキングマシーンの馴致をはじめました。
本年度は放牧地を更新中のため、当歳馬を通年での昼夜放牧が出来なく昼間放牧になりました。厳冬期の昼放牧での移動距離は2~5㎞と秋に比べ半分以下となります。
また、固まって滑りやすくなった放牧地で、馬たちは慎重に歩くため、歩幅も狭まり、固く詰まった歩様となってしまいます。なのでウォーキングマシーンに入れると、運動量の増加と伸びのあるいきいきとした歩様をさせることが出来ます。
昨今、どこの育成場に行ってもウォーキングマシーンはありますし、繁殖馬として戻ってきても、お産前の運動にウォーキングマシーンは欠かせません。なので当歳からしっかりと慣らしておくことは今後のためにもとても重要です。
ウォーキングマシーンで嫌な思いをさせてしまっては、今後にかかわってきますので、慎重に行っています。
最初は狭いウォーキングマシーンにすんなり入っていけるように馴致し、それが出来たら人と一緒に人力でマシーンを動かしながらウォーキングしていきます。最終的には馬だけでしっかりと歩けるようになります。
まだまだ練習中だから、歩くことに真剣にならず、周りを気にしていますけど・・・。
先頭のスカイノダン19は真剣に歩けています。二頭目のケイティマイヒメ19は前にも後ろにも気になって行ったり来たり、三頭目のマロトウショウ19はカメラが気になるようです