ブラックタイドの代表産駒と言えばキタサンブラックです。G1を7勝し、賞金王として名を残しました。そんなブラックタイド産駒の賞金女王は当馬の母アスカビレンです。

新馬戦を勝ち上がりオープンの六甲ステークを含め計6勝上げました。最後の直線の切れ味を武器に芝の中距離で活躍しました。

牝系は欧州で活躍馬を出し続けているトゥルーリースペシャルを祖にしています。2019年もマスターオブリアリティーが欧州・豪州の重賞戦線で活躍しました。

当馬は2019年フレッシュマンサイヤーで大活躍したエピファネイアの仔です。近年の社台スタリオンステーションで繋養された種牡馬が長く活躍するかどうかは初年度産駒の2歳戦でどれほど多くの馬が勝ち上がったかがたいへん影響していると思います。エピファネイアはその第一条件をクリアしているので、きっと多くの活躍馬を出すことでしょう。

サンデーサイレンスの4×3のインブリードを持つ当馬の活躍にも期待しています。

（2019年12月記）

掲載中の写真は2020年9月28日撮影

ウォーキング動画は2020年9月29日撮影