ロイヤルテーラの初仔で、父レッドファルクスにとっても初年度産駒となります。レッドファルクスは現役時代スプリンターズステークスG1を連覇し、圧倒的なスピードを持った快速馬でした。一方公営で1勝を上げてた母ロイヤルテーラーは3代母レンドフェリーチェから社台ファームが育て上げた、しっかりとした血統背景をもっています。兄のケイティクレバーは若葉ステークListedを勝ち重賞でも入着。近親のリフトザウイングスも重賞入着と潜在能力の高い一族を思わせます。

レッドファルクスも社台ファーム縁の血統。その両馬の交配は社台ファーム血統の結晶といえます。

当馬は初仔なので少し小柄ですが、父から受け継いだ筋肉と母から受け継いだ気品が雰囲気から感じられ、これからどのように成長していくのか楽しみです。

 

（2020年5月記）

掲載中の写真は2020年5月29日撮影