2019.11.07

集放牧と引き馬

生産牧場の仕事の一つとして集放牧があります。
厩舎から放牧地へ放しに行く時（放牧）と逆に放牧地から厩舎へ戻ってくる時（集牧）には、必ず人が馬をリードしてきます（引き馬）。

当歳・一歳ではこの毎日の引き馬が、人とのコミュニケーションを築くための大事な事であり、当場でも重要視しています。途中で急に止まったり暴れたりすると、何度でもできるようになるまで練習します。
またある育成場から育成馬は右からでも左からでも同じように指示を聞いてもらえるように練習すると教えて頂いたので、当歳の時から右でも左でも同じように歩けるように練習しています。

繁殖牝馬でよくやる二頭引きは、しっかりと馴致がなされているから出来ますが、それでも入れ込んだり強風などで環境が危険な時は一頭引きをします。

集放牧の様子を動画にしてみたので見てください。